■ 新世代エンジンでストレスフリーな走りを実現
ハイエースであるとなしに関わらず、キャンピングカーとして仕上げた場合、大幅な重量増加が待っている。これを非力なエンジンで動かすとなると、相当のストレスが予想される。だが、もともとビジネスユーザーで使われることが多いだけに、力強いエンジンが載っている。
タウンエースバン並みの1.8リッターガソリンエンジンではなく、2リッターガソリンエンジンなどと必要なパワーを与えられていることからも、それは判る。キャンピングカーといえども、やはり基本はクルマ。現地に到着してあとは寝るだけとなればエンジンの種類は関係ない。
だが、現地に着くまではクルマとしての基本性能が問われる。その中でパワフルなエンジンがあれば、高速道路走行中でも、坂道を登っている最中でもストレスを感じることなく快適に走ることが可能になるわけだ。
トラックスペースとなるとトルクはあっても高速性能は一息となりがち。この面から見ても、ハイエースの有利性は揺るがない。また、3種類のエンジンはそれぞれ低回転から力強いトルコを発生されるので、街中での走行でも不足を感じないのではないか。
そして、忘れてはならないのが環境性能。ガソリンエンジンは平成17年基準排出ガス50%低減レベルの認定を受けており、ディーゼルエンジンも平成15年排出ガス規制と自動車NOX・PM法に対応。環境にも優しい車なのだ。
■ インテリアは従来のバンを脱した高い質感
バンのインテリアというと、テカテカのビニール地丸出しであったり、インパネなどはいかにもプラスチックというのが当たり前だった。しかも、デザインも乗用車というよりはっきりとトラックよりのケースがほとんど。
運転をしていても番に乗っているという感覚は拭い去ることができなかった。しかし、200系ハイエースは一味違う。高価な乗用車並みとはいかないが、先代や過去のバンたちと比べて、数段上の社内の質感を手に入れているのだ。
特に週末などキャンプにでかける人にとって、荷物を積むとか、後ろをキャンピング使用にするという人は、リアの質感はさほど問題にならないだろうが、コクピット周りは快適な運転をするためにも気になる部分だ。もっとも、200系は高レベルだ。キャンプ好きにはたまらない仕様となっている。ウッドデッキなどで家族みんなでバーベキューなど楽しみたいものだ。
メーターも現代の常用者的なデザインに変わり、オーディオスペースの形状もスマート。その上、純正でHDDナビゲーションを用意しているほど。シフトレバーは、AT・MTともにインパネにあるなど、かつてのコラムシフトを知る人間からすると、隔世の感があるのではないか。
特に、キャンピングカーとして使用する人にとって、このインテリアの質感の工場はうれしいのではないか。運転中常に手に触れ、目に入るパネルの質感が悪いと、現地までの快適な移動は難しくなるのだから。快適で、楽しめる。ハイエースは隙のないクルマなのだ。





